
50代は役職定年や出向なので、働き方の大きな転機を迎えます。
準備をしていても、現実を目の当たりにすると、モチベーションが下がります。
新しいプロジェクトには関わらない、重要な会議には呼ばれない、いらない人材にさえ思えてくることもあります。
そんなことはありません。入社してから今まで会社のために働いてきましたよね。
せっかく長い時間を費やしてきた仕事です。
「やり切った」という思いで、会社人生を終わらせたいものです。
そこで、50代の10年間は、後進にいかにバトンを渡すかということに注力しましょう。
自分がやってきた仕事、自分の足跡をどう残し、それを後進につないでいくか。
その準備に費やしましょう。そうすることで、自分が会社にとって必要な人材であることを再確認することができます。
仕事人生の集大成は、その後の人生にも大いに役に立ちます。何を残すか、と考えるときに、まず、
自分はそもそも何者か
を改めて知ることが必要です。
以下の5項目をについて考え、自問自答してみましょう。
手帳に書き出してもいいです。誰かに語ってもいいです。言語化しておくことをお勧めします。
①何がやりたくて、この会社に入ったか
②最もやる気に満ち溢れていた仕事は何か
③最もやる気を失ったのはどんなときか
④この会社にどんな足跡を残したいか
⑤今後、ずっと付き合っていきたい人は誰か

自己分析で自分の棚卸しをしましょう。50代の自己分析は「自分の原点を見直す」自己分析です。
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