「経験」こそが財産

「今の会社で働き続けても、明るい展望を見出せない。でも、とりあえずは食いっぱぐれない安心感で、再雇用でも仕方がなく働き続ける」
そう思っている人もいるのではないでしょうか。

はたして、それが自分らしい生き方でしょうか。

今までの経験を活かして副業を始めたいという人もいるのではないでしょうか。

そういう方はこのようなプロセスで進めましょう。

①60歳の定年までに副業の下地をつくる

  *何ができるかを考える
  *無償やボランティアでやってみる
  *トライ&エラーで修正していく

②60歳からの再雇用期間に収入を得始める

  *本格的に副業を始める

③65歳まで「副業」を「本業」に変える

ところが、「私は特別な経験もスキルもありません」という方がいます。

会社員として長年勤めてきた「普通の経験」

こそが、稼ぎのタネになるのです。
1つの業界、1つの職務で長年続けてきた経験は、貴重な「経験値」です。
自分にとっては当たり前の知識や経験は、未知の人にとっては欲しくてたまらない財産なのです。

自分が今までやってきたことを「棚卸し」してみましょう。
他の人よりちょっとだけできることで構わないのです。

もう1つは、

新しいスキルを身に付けること

です。

役職定年を迎えると、時間的な余裕ができます。
この時間を活かして、スキルや資格取得をしてみるのもいいです。
前から興味のあること、昔少しやってみたけど中断したこと
余裕ができた今だからこそ、チャレンジしましょう。
これが人生を豊かにしたり、稼ぎに変わったりします。

会社生活のキャリアは、行先やどんな乗り物を自分で選べず、運ばれてきました。
後半の人生は、自分で築くキャリアです。
行先も乗り物も自ら決め、自分自身がハンドルを握るのです。

こうした自律的キャリアを築くために、「何ができるか」「何をやりたいか」を考えてみましょう。

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