今こそ「キャリアの棚卸し」が必要

新卒一括採用、終身雇用が当たり前の時代。入社試験の面接で「自分の強み」を語れば、あとは定年まで一直線。60歳の定年後は年金で余生を過ごす。

これが昭和のお父さんの生き様でした

しかし令和の時代は「人生100年時代」。いくつもの仕事をこなしていかなければ、人生を生き抜くことができません。

キャリア採用の時代がこれからやってきます。
即戦力となる知識や経験をもつ人材が採用されます。

就職、転職、再就職
そのたびに「キャリアの棚卸し」が必要になってきます。

キャリアの棚卸しとは、「これまで自分が何をやってきたか」を洗い出すことです。

「大したことをやってこなかった」と思うかもしれません。大きな成果を成し遂げた仕事だけを振り返るのではありません。普段ごく当たり前にやっていることを振り返ることが重要です。

自分にとって当たり前でも、他の人からすると特別なことも多くあります。

プロ野球選手は引退後、飲食店を開いたり、タレントになったりする人が多いです。
しかし、元日本ハムの森本稀哲さんは、引退後、経営コンサルタントの道を歩まれています。

「野球しかやってこなかった」と思うのではなく、「ひとつのことを徹底して追求した」という強みとして捉えておられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2566fef15678ce13cdaa1d1a39d45cdffa37099

セカンドキャリアを築くためには、全ての人がそれまでのキャリアを振り返ることが大切です。

今までの人生を振り返ると、「他の人より少しはできること」「自分なら苦にせずできること」が誰しもあるはずです。
そういう自分の強みを見つけていることが「キャリアの棚卸し」なのです。

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