あなたは自分の強みを言えますか?

大学生のエントリーシート作成を支援しています。

エントリーシートを書かせると、まず「強みの言葉」を書こうとします。
「積極性」「リーダーシップ」「コミュニケーション力」
金太郎飴のように、どこを切っても同じような強みが並びます。

強みを述べるためには、その強みが発揮された「エピソード」が必要です。

「バイトリーダーを任されました」「◯◯部の部長をしていました」
というエピソードが多いです。しかし、「リーダー経験がある」ことと「リーダーシップ」があることは別物です。

「自分の行動をとおして、周りにどう影響を及ぼしたか」

ということがリーダーシップのポイントです。
肩書よりも、「何をしたのか」が大切なのです。

「コミュニケーション力」も同様です。
「誰とでも話ができる」「場を盛り上げることができる」
これはトークスキルで、コミュニケーション力とは別物です。

表現力や説得力がコミュニケーション力のポイントになります。

このように、エピソードと強みがマッチしていないケースが多く見られます。
これでは、「ありのままの姿」を見てもらうができません。

エントリーシートを書く前に、「自己分析」をしっかりと行う必要があります。
これは「キャリアの棚卸し」を同じです。
幼少期から大学生までの経験を棚卸しすることで、自分の「強み」が見えてきます。

自己分析をすることで、エントリーシートは飛躍的に良いものになります。

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