高卒3年離職率は約4割

厚生労働省が2020年10月30日公表した調査によると、2017年に高卒・就職後3年以外の離職率は39.5%です。
事業規模別でみると
5人未満 63.0%
5~29人 55.6%
30~99人 46.5%
と、小規模事業所では、5割近くの若者が3年で離職しています。

離職理由は
「人間関係が合わなかった」「仕事が自分に合わなかった」「給料・待遇が良くなかった」
が上位に挙げられます。

入社前と後でのイメージのギャップ、つまりミスマッチがおきているのです。

ちなみに「超早期離職」の割合を見ると
1か月未満 6.8%
1~3か月 12.1%
3~6か月 11.2%
であり、3年離職者のうち実に3割(8人に1人)が超早期離職をしています。

早期離職をすると、再就職できない人も少なくありません。
要因としては
・「すぐ辞める」という印象をもたれる
・特別な資格や技術がない
・自分で就職活動をしなくてはならない
などが挙げられます。

早期離職を防ぐには、企業側の努力も必要ですが、「採用段階でのマッチング」「入念な自己分析・企業研究」が重要になってきます。
これについては高校の就職担当の先生にゆだねる部分が大きいです。

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